ドラマ「ゆうべはお楽しみでしたね」(※ゆうたの)を深堀り!

本田翼、岡山天音、宮野真守、芦名星、あの、出演のドラマ「ゆうべはお楽しみでしたね」に嵌ってしまった人間の勝手にドラマの心情解説(あらすじ、感想、創作、小説、ネタバレ有り)。

漫画「ゆうべはお楽しみでしたね」第5巻の感想

前回に続き、漫画「ゆうべはお楽しみでしたね」第5巻を読んでみた。

 

4巻の感想は以下。

 

yutano.hatenadiary.jp

 

 4巻を読んだときに、ドラマの最終回と同様、たくみがみやこに告白して、二人が無事付き合い始めてハッピーエンドになったので、これ以上、この恋愛マンガは、特に読むべきものはないのかと思っていたのだが、一応読み始めたし5巻も読んでみると、意外や意外、二人が付き合ってからも、まだまだ見どころはあった。

 

っというか、この5巻は、良い意味でドラクエ10の濃厚なゲーム話が抑えられ(個人的に結構嫌気が差している(笑))、たくみとみやこのシンプルな遠距離恋愛が中心になっている。

 

離れ離れで過ごす、カップルのそれぞれの想いというか。心情描写が結構増えたといえる。

 

その部分では、本田翼、岡山天音らのドラマ版「ゆうべはお楽しみでしたね」の二人のその先の恋愛ストーリーがこっちのマンガではまだ楽しめる。

 

たくみが大阪に転勤が決まり、ルームシェア(同棲)は解消される。

 

東京と大阪で別々に暮らすことになったことで、ある時、みやこが休みを利用して、たくみが住む大阪に泊まりで尋ねてくる。

 

大阪に来て、二人でUSJなど遊園地を楽しみ、またみやこは東京に帰っていく。 その際に、みやこから結婚の話が出て、たくみは、悩んだ末にOKする。いよいよ結婚に向けて話が進むところで6巻へと続く。

 

5巻はまとめるとこんな感じだ。

 

「ゆうべはお楽しみでしたね」の5巻の発売は、2018年8月27日(初版)となっている。ドラマ版は、2019年1月~なので、ドラマの製作段階の情報としては、この5巻の内容も十分検討の中に入っていると思う。内容的には、付き合ったところで終わりの4巻までの話になってるけど。

 

そういえば、ドラマでは、4話で荒川の遊園地に行く話があったが、マンガでは、そんな話は無い。唯一それっぽいと言えるのが、この5巻の大阪のUSJでのデートだろうか。

 

この5巻のUSJ部分がドラマでは、形を変えて、荒川の遊園地デートとして挿入されてるような気がする。

 

ホントに細かい部分だが、ドラマ版とマンガでは結構内容が違う。

 

ドラマでは結構重要な役だった、みやこの元彼たかしも、マンガでは、この5巻になってもまだ出てこないし。邪魔もしてこない。っというか、普通に誰にも邪魔されることなく、結婚へと話が進んでる。

 

あまりにも展開が早いというか、付き合って、まだ遠距離恋愛をしている状態で、結婚の話が出て、そのまま結婚する流れにもなってきている。

 

そんなものなのかと、多少不満でもある。もっと恋愛部分をやって欲しいのだが。

 

なんというか、「ゆうべはお楽しみでしたね」は、基本的なところで、ドラクエがスポンサーとなっているため、ドラクエから大きく離れることは出来ず、また、ドラクエの印象を悪くするようなストーリーにも出来ない。

 

こういったスポンサー縛りがあるせいで、ゲームとはほとんど関係ないはずのたくみとみやこの恋愛部分でも、どこか無難でわかりやすい教科書的な恋愛になってしまっているともいえる。

 

ひどく揉めたりすることもなく、また性関係も経ずにいきなり結婚話に行ったりなど(それはそれで別にいいけど)、ただただ無難に清純な?良い関係が続いてる。お互いどこか無理してるともいえるけど。

 

いわゆる山あり谷あり的な恋愛はこのマンガでは期待できないのかなと思う。もともとそういうマンガではないですけど。

 

ましてや、最終的に別れるようなオチなんて、まず考えられないでしょう。

 

とりあえず、次の6巻も読んでみよう。